私のなりたい看護師像

私のなりたい看護師像

"私の尊敬する先輩がいるのですが、その先輩はいつも元気で明るくてそばにいるだけで私もとっても元気をもらえる素敵な先輩です。その先輩はいつも「看護は愛だよ」と言っていて実際本当にそれを実感することがありました。私は集中治療室で働いているのですが、高齢の入院患者さんも多いので夜間混乱されてせん妄状態になり、安静を保てなくなり暴れてしまったり、ベットから降りようとされる方が結構います。その先輩と一緒の夜勤の時に、治療上絶対安静なのに「歩いてトイレに行かせてくれ、こんなとこ(ベッド)でトイレなんかするくらいなら死んだほうがマシ!」と憤慨された方がいてどうなだめてもだめで鎮静剤を使わないといけない位かなと思っていたところ、先輩が「どうしたの?代わろうか?」と言ってくださり、その患者さんの横に座りました。かなり興奮していたので殴りかかろうとされていましたが「私は殴られてもいいよ、それより◯◯さんの方が私は心配。大丈夫?ちょっとお茶でも飲んで話しよう。」と手を握りながら優しく穏やかに話しかけました。無理に寝かせようとせず、患者さんの話されることに丁寧に丁寧に答えていました。いつのまにかトイレの話から昔の青春時代の話に巧みにすり替えて、すっかり患者さんも穏やかに話されるようになり、私はびっくりしました。その後時間の許す限りその場にいて手をさすっていたらついには眠りにつかれたのです。本来なら鎮静剤を使ってもいいくらいだったのですが腎機能も悪かったし、できたら薬を使わずに落ち着かせてあげたかったという先輩に私は感動しました。患者さんを思う愛があるからこそ、それは相手に伝わり影響を与える力があるのだと思いました。看護は愛だと語る先輩のように、一緒にいるだけで元気を与え、安心感を持ってもらえるような看護師に私はなりたいと思っています。
"

2015年8月15日|